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介護福祉科専門学校の学内実習に参加しました

2020年10月28日

毎年、秋に2日ずつ介護福祉士を目指す学生の現場実習を受け入れていました。
新型コロナウイルス感染予防のため、今年は現場実習は行わないとのことで学校内で講義形式で施設の紹介をさせていただきました。

始めに当社の会社説明として、当社の概要や目指すもの、6つの施設の特徴、当社の個別ケアの取り組みについて、写真をなどを使ってお話しました。
【事例概要】
ご家族から「主人は阪神タイガースのファンで、倒れる前までは球場へ行きビールを飲みながら大好きな野球観戦をしていた。また行かせてあげたい。」という声をいただき、個別ケアの計画を立案しました。
当社の施設に入居される前はベッド上での生活が長く、長時間起きていることも大変な状態だったため、まず離床時間を延ばすリハビリから始めました。
また、ビールを飲みながら観戦していただくために主治医と施設の看護スタッフおよび言語聴覚士が連携して嚥下機能の向上に向けたリハビリにも取り組みました。
そして3か月後、阪神タイガースのハッピを羽織り、ビールを飲みながら野球観戦をしていただきました。
ご入居者、ご家族の笑顔を見ることができ「この個別ケアを計画・実施して本当に良かった」と実感することが出来た事例です。

介護福祉科専門学校の学内実習に参加しました

学内実習では「言語聴覚士とは」「口から食べるためには」について当社の言語聴覚士が話ををさせていただきました。
講義では、私たちがどのように食べ物を噛み、体の中に取り込んでいくのかなど、専門的な講義内容のほか、食べる力を向上せるための有名な体操である「パタカラ体操」を行う上での注意点など、すぐに実践出来る情報もお伝えしました。

学生の皆さんは真剣な表情で聴いていました。
今後の福祉を担っていく姿が目に浮かびます。

介護福祉科専門学校の学内実習に参加しました


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