- お知らせ
当社の取組み~認知症ケア~「事例発表会」②
2020年09月15日
先日社内において事例発表会を開催いたしました。
今年は感染症の影響があり、オンラインで本社と各ホームを結び、事例研究の成果を発表して
もらいました。
今回は6施設のうち「もみの樹・練馬」「もみの樹・杉並」の取組みを紹介します。
もみの樹・練馬では、「共に歩む」をテーマとして、認知症のご入居者の「その方らしさ」に
着目し、様々な視点からアプローチをかけた取組みを行いました。
不穏や不眠でお困りのA様に対して、ご家族から情報を頂き、※FIM評価を行いながら、適切な
ケアを実施することでA様のケアに対する抵抗感や拒否感が軽減し、スタッフの介護負担も減りました。
これからもA様らしくお過ごし頂けるよう、共に寄り添っていきます。
※FIM評価(機能的自立度評価法)とは、
人の動作レベルを細かく評価し、適切な治療や訓練につながるように考えられた日常生活動作評価法
もみの樹・杉並では「夜間睡眠障害の解消」をテーマとして、多職種連携により夜間頻尿の
改善に向けた取組みを発表しました。
夜間頻尿でお困りのB様は排尿回数を検証し原因の仮設に対して、昼間の活動量を増やしたり
内服薬の見直しなどを行ったり、多職種が連携しアプローチすることで排尿回数が減少しました。
今後も様々な事例研究を通じて、ご入居者、ご家族の笑顔のために様々なケアアプローチを
推進してまいります。